ウクライナ情勢における支援について

連日のウクライナへの軍事侵攻のニュースに心が痛み、
侵攻によって奪われた命、平安、生活、仕事、学校、教育、経験、
引き裂かれた家族、親族、友人、繋がりなどを考えると、
胸が苦しく、締めつけられる思いです。

こうした時だからこそ、より一層「7つの習慣」の根幹である
「普遍的な原理原則」を基にした判断と行動が必要不可欠であり、
それが世界平和へ繋がる大きな橋になると痛感しています。

私どもが支援しているリーダー・イン・ミー・プログラムを提供している
フランクリン・コヴィー米国本社エデュケーション部門から報告があった
ウクライナ及び近隣国の支援の様子を下記に共有させていただきます。

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新型コロナウイルス感染のパンデミック前、ウクライナに新しいパートナーが誕生し、リーダー・イン・ミー・スクールが次々にオープンしていました。

ウクライナのパートナーは、パンデミックの中でも希望を失わず、リーダー・イン・ミーの教材をウクライナ語とロシア語に翻訳し、これからの貢献に大きな喜びと期待を膨らましていました。各学校、主に幼稚園では放課後のリーダー・イン・ミー・プログラムを立ち上げ、約3000人以上の児童を迎え入れていました。

ですが、ロシアがウクライナに対する軍事侵攻に踏み入ったことで、事態は急変。ウクライナのリーダー・イン・ミー校は悲惨な状態(下記の写真)となりました。

ウクライナでリーダー・イン・ミーの発展に努めていたリーダーの家も爆撃を受けました。ウクライナのパートナーはリヴィウという都市にいます。リヴィウはウクライナの西側に位置し、直接的な攻撃から免れているように見えますが、そこには軍組織があり、その近くで爆撃がありました。

 

ウクライナに隣接するルーマニアやポーランドにいる教育機関の私たちのパートナーはウクライナから避難してくる方々を次々と受け入れています。

私たちはルーマニアにいる「7つの習慣」の研修を受けた教職員に、ウクライナから避難してきた難民や子どもたち、家族とともにメンタルサポートに関するトレーニングを行い、支援活動をするための資金を援助することにしました。ウクライナ語に翻訳されたリーダー・イン・ミーのコンテンツも渡し、彼らのケアに用いてもらいます。ルーマニアには100校以上のリーダー・イン・ミースクールがあり、心強いリーダーが存在しています。

私たちのリーダーシップ教育はどのような困難な時でも普遍であり、どこにいようが私たちは、パートナーと、教育者と、志を同じくする人々と、いつも互いに助け合う仲間です。政府、企業、非営利団体、志願兵、多くの人々が食べ物や衣類、祈り、自らの力を寄付しています。それらは必要不可欠です。そして、私たちの寄付する「7つの習慣」「リーダーシップ教育」、原則を通した心のケア、これは私たちにしかできない特別なサポートであり、私たちはもてる素晴らしいツールを喜んで寄付します。

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当社団及び日本でリーダー・イン・ミー事業を展開している
フランクリン・コヴィー・エデュケーション・ジャパン株式会社も
売上の一部をウクライナ支援に寄付致します。

一刻も早く、この軍事侵攻が終わり、恐怖と混乱の中で生きる人々に
安らかな平和が訪れることを、心よりお祈り致します。

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