リーダー・イン・ミーとは?
「リーダー・イン・ミー」とは、学校全体を改革するためのプログラムで、コンピューターでいうとOSのような位置づけです。「リーダー・イン・ミー」は、単に子どもたち向けのプログラムではなく、教員、保護者の意識改革や問題解決が行われるため、導入することで、現在のプログラムや授業をより効果的に実施できるようになります。いわば、今の学校の問題を全体的に解決してよりよくするための漢方薬のような働きと言えます。 ザ・リーダー・イン・ミーによって、学業の成績への効果はもちろん、学校規律の改善、非行の減少、教職員のモチベーション向上や保護者の積極的な関与など さまざまな成果があります。

もし、学校に通う子どもたちが、責任感をもって主体的に行動し、新しい考えを創造し、自分で目標を立て、それを達成し、異なる環境で生まれ育った人たちともうまく人間関係を構築でき、自分たちの問題や課題を自分たちで解決できる、そんな子どもたちであったらどうでしょう。想像してみてください。これは、「リーダー・イン・ミー」を導入している学校で現実に起こっています。

「リーダー・イン・ミー」は、1999年、ノースカロライナ州のある学校が、学校存続の危機に迫られたことから始まりました。ABコムス小学校の ミュリエル・サマーズ校長先生は、学校を存続させるため、保護者や教員にどんな子どもになってほしいかヒアリングをした結果、以下のような力が子どもに とって必要とされていることがわかりました。

  • 責任感
  • 適応性
  • 創造力
  • 率先力
  • 問題解決力
  • チームワーク力
  • リーダーシップ(主体性)
  • コミュニケーション能力
  • 自発性、自らによる方向決定
  • 異文化コミュニケーションスキル

これらの力は、ほとんどの学校関係者が望んでいたことで、テストの点数といった学力向上よりも人間として総合的に力を子どもに身につけてほしいというのが、ほぼすべての関係者の願いでした。そしてこれらの力は、サマーズ校長が受講した7つの習慣のセミナーで身に着けられるものと同じだったのです。彼女たちは「リーダーシップ教育」というテーマと、学校のミッションを掲げました。彼女たちは、7つの習慣をカリキュラムとしてではなく、学校のあらゆるところで実行し、すでにあるカリキュラムの中に、伝統や仕組み、そして文化に融合させ、編み込んでいったのでした。

ABコムス小学校の1校長であったミュリエルは、ビジネスリーダーたちに囲まれて座っているしかなかったが、なぜ7つの習慣が子どもたちに教えられてないのか不思議に感じていました。

7つの習慣2006年、ABコムス小学校は全米 でNo.1のマグネットスクールとなりました。このリーダーシップ教育のモデルは他の学校へも広がっていき、同じような成果を生んでいきました。2008 年、スティーブン・R・コヴィー博士は、「The Leader In Me」(日本語版タイトル“子どもたちに「7つの習慣を」”)という本を出版しました。この本はリーダーシップ教育のモデルの先鞭をつけたこれらの学校に ついて、その成果について語られています。成果は教員、子供だけにとどまらず、保護者、そして地域まで及びました。

※「リーダー・イン・ミー」はフランクリン・コヴィー・ジャパン エデュケーションチームによって提供されます。