リーダー・イン・ミーの大きな特徴は、何でしょうか?
「7つの習慣」「4つの規律」「パラダイム」「インサイドアウト」の概念などが、
例として挙げられることが多いですが、
今回、注目したいのは「グルーバルコミュニティ」ということです。
世界60カ国、6,000校以上の児童・生徒、教職員、学校が、
現在、リーダー・イン・ミーのプログラムを実践しています。
互いに異なる文化、宗教、言語、生活習慣を持ちながらも、
「リーダー・イン・ミー」で繋がった1つのコミュニティであるということです。
これはとても大きな価値と可能性を秘めており、
1校だけでは小さく思えることも、互いに協力し合えば、
世界を動かすほどの大きな力を発揮すると、私たちは信じています。
アメリカのヴィッカリー・クリーク小学校と台湾のシャンレン小学校は、
リーダー・イン・ミーのグローバルコネクトプログラムの一環として、
パートナーシップ国際交流を始めました。
地球の反対側にあるアメリカと台湾ですが、
同じリーダー・イン・ミープログラムを導入し、同じ共通言語を用います。
また自己リーダーシップの発揮や自分の才能・賜物を通して、
地域社会をより良くしていくというミッションも同じです。
国際交流を通し、教室の中、学校の中、自分の住む地域だけではなく、
まさに世界と繋がり、グローバル社会で活躍できる即戦力となる
リーダーを育成・支援できるよう学校は考えています。
各国の子どもたちは自分たちの日々の生活や学習の様子、
アメリカに住む子どもたちはクリスマスについて、
台湾に住む子どもたちは旧正月についてなどを紹介し合い、
互いの異なる文化を受け入れ、尊重し、学び合います。
2年生〜4年生の子どもたちは互いの国同士でペアを組み、
ペンパルプログラムを開始し、手紙のやりとりを行なっています。
こうした取り組みからアメリカの学校では、
「相違より同意」をテーマにした独自の全校キャンペーンを立ち上げ、
子どもたちのライトハウスチーム(5年生17名)のリーダーシップのもと、
プロジェクトマネジメント、スピーチ、マーケティング、メディアデザイン、
下級生指導、グローバルズームコールへの参加、ペンパル交換など、
「7つの習慣」を軸にした関係づくりができるような機会を設けました。
こうした取り組みは、まだまだ小さな1歩かもしれませんが、
同じリーダーシップを学ぶ子どもたちが、
世界に貢献できることを話し合い、協力して実践することで、
確実にこの世の中はより良くなることでしょう。
日本のリーダー・イン・ミー校でも、
このように世界と繋がる機会を今後は増やし、
世界をより良くへ変えていける一員となることを目指します。
グルーバルコネクトに興味のある学校(リーダー・イン・ミー以外でも)の校長先生、
ぜひ、ご連絡くださいませ。
フランクリン·コヴィー·エデュケーション·ジャパン株式会社
contact@edu-franklincovey.jp