墨田区立菊川小学校の授業の様子

東京都でリーダー・イン・ミーを導入している
墨田区立菊川小学校の授業の様子をご紹介いたします。

菊川小学校は今年で開校110年周年を迎えることとなり、
学校では縦割り班(1年生〜6年生で構成されたグループ)で、
お祝いのケーキ(紙粘土)で作ることとなりました。

授業では、先生に代わって高学年の児童が、
黒板に「今日のめあて」と「7つの習慣」のキーとなるポイント、

・ゴールを決めてから始めましょう(第2の習慣)
・みんなで力を合わせて行いましょう(第6の習慣)

を書き、簡単な説明をしてから活動が始まりました。

各班の高学年のリーダーさんは、班の活動が上手くいくように、
自主的に準備していきた活動プランとルールを伝えました。

何を作ろうか迷っている低学年には、
タブレットで果物の画像を検索し、画面を見せてあげたり、
隣りの児童に手伝いを促すなど、きめ細かな配慮が見られました。

ある班では、高学年のリーダーさんが他の人のサポートが忙しく、
自身の粘土工作が計画より遅れてしまっていました。

それに気がついた同じ班の低学年の児童が、
そのリーダーさんが作る予定だった粘土工作を途中まで作り、
最後の仕上げだけで完成できるようにお手伝いをしました。

低学年生が高学年生のために何ができることを自分で考え、
自ら率先してサポートをした温かな場面でした。

これは班全員で「今日はどこまで作業を進めるか」というゴールを立て、
それに向かって「全員で力を合わせる」を実行した結果のようです。

どの班もみんなで協力し合い、とても素敵なケーキが完成していました。

110周年おめでとうございます!

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